このブログシリーズでは、自由なテーマで記事を書かせて頂いています。今回は、豊かさとお金の話について、取り上げてみたいと思います。
【1】自己投資
「投資として、今、なにがいちばん良いんですか?」と、知人から聞かれることがよくあります。様々な情報に触れているだろうから、と信頼してくださってのご質問をいただけることは、たいへん有り難いことです。
多くの賢人・先人によって語り尽くされているので今さら私からいうのもおこがましいのですが、とにかく常に行っていく必要があるのは、自己投資でしょう。
株が良いんですか?FXですか?話題の暗号通貨ですか?
色々な質問が飛び込んできますが、生涯最大の財産は、なんといってもご自身そのものです。ひとりでも多くのご縁ある方々にお役に立ち、感謝いただけるような価値ある人生を歩むには、自分自身が、まず常に学び成長を期すとともに、現代の課題に対して判断を誤らないよう、煽動情報に踊ったり騙されないように情報判断力もつけることが大事です。
【2】お金の使い方が体を表す
経済的な苦悩の末、やっと得た財産を、贅沢な食べものや遊びに使い果たしてしまえば、人生には何も残らないかも知れません。
漢字の構造から紐解いて、
お金を「儲」ける、とは「信じる者」を設けることだ、とよく聞きます。
つまり人から頼りにされ、信頼され、お役に立ってその感謝によってお金がやってくるという考え方です。
そのお金がやってきたとき、ちゃんと「あすからの未来」に使うことができるかが勝負でしょう。自己投資もそうですし、あすへ活かす使い方のひとつとして、投資や利殖もありますし、世の中や人様にお役に立つためのお金の使い道もあると思います。
使い方がその人の人生の姿そのものを現すことになります。
【3】7つのモットー
尊敬するある先生に向けて、「お金を得た人が、どう行動し、またそのお金をどう活かすか」という問いかけへの回答を、1月4日に今年の新年メッセージとして以下の箇条書きにして送りました。
①寝かせず
お金を決してただ寝かさないこと
②死なせず
お金を「死に金」(=消耗品)として決して使わないこと
③相手を損させず
人を損させて自分が利益を得ることを決して行わないこと
④活かす
安易な寄付などではなくお金が機能する=「生きるお金」の使い方をすること
⑤成長に使う
自分の成長と世の中のためにお金を使うこと
⑥働かせる
お金自体に働いてもらい自己の日々を支えること、つまり適切な投資について学び実践すること
⑦幸福の未来につなげる
お金を使う(与える)先の相手のほんとうに幸福や未来につながるかを深く判断してお金を使うこと